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つきのわの ことのわ

職業相談

ニートは扶養控除外 自民が検討

「ニート」にも諸事情があるんだろうな、と(百歩譲って)思う。
ただ、私自身は「労働から給料を得る」ことの重みを評価しているから、働かずに食べる方法はないか?ということは考えたこともないけど。

で、働きたかったので、職業相談なるものに行ってみた。
今日日、仕事は選り好みしなければ、なんとか食べていける仕事はたくさんあるのはわかっているけれども、もし今までやってきたことを生かせるような職種の紹介があるのであれば、どんな形でしていただけるのか、専門家に相談してみようと思ったので。

初老のやさしそうなおじさんであったが、私の諸事情を説明して、希望の職種を具体的にどこまで妥協できるかの点も含めて説明すると、開口一番、

「もったいないですよ」。

は?

「そこまで打ち込めるものを見つけてずっとやってこられたものを断念されるとは…、まあ諸事情もおありでしょうけど」。

いえ、だから、ようやくそこを思い切ったからこそ、職業相談に来ているんですよ。
(いきなり出だしから泣きそうになる。もったいないおばけが私を養ってくれるのなら、苦労はないのである)

「具体的に現状でお探ししたんですが、当相談所には現在そういった求人はないですねぇ。おそらく一般の派遣会社に登録する方が、近道だと思いますが」。

んー、派遣に登録していてもその職種にヒットしないんで、公共機関なら把握しておられるかと思って相談に来たんですが、ないですか。

「事務系のデスクワークでしたら様々なものがあるんですけれども、仮に妥協して働いたとしても、そういった形で就職したものは、何か一つ困難なことがあるとそこですぐに挫折してしまうんですよね。あなたの場合はまずやりたい職種というものが具体的に決まっておられますし、ある程度のビジョンもできあがってますから、まずは自分のやりたいことの本質からはずれないこと。そして仮にその希望の分野でお仕事が見つからなかった場合に、どこまで自分で妥協できるか、ということを考えられて求職活動されるといいと思いますよ。あくまでもやりたいことメインでがんばってくださいね」。

いくつかの方法を示唆されたけれども、それだと今まで書類選考ではじかれていたという根本的な問題を解決できる方法ではなかった。


なんだかなぁ。私、一体何しに行ったんだろう。
専門家のアドバイスってちょっと期待してたんだけれど、自分の頭で考えたこととほとんど変わらないばかりか、逆にもったいない、本筋からはずれるな、って、職業を斡旋する専門家から励まされるなんてね(苦笑)。つまりは、専門家にもサジを投げられちゃったんだろか…(^^;
やっぱり、わがままな希望だったかな。

はてさて、迷走はまだ続きそうです…。


☆おまけ
相談にのってくださった方は、立命館のご出身だそうな。私も立命行きたかったんだよな、そういえば。オヤに「おまえ、海外に行くのと一緒だぞ」と止められて、関東の私学いったけど。
で、その方の師が末川博先生だったんだそうで。退官される最後の年の最後のゼミ生だったんですって。ああ、あの末川先生の教えを受けられたなんて、うらやましい。
そんな世間話をしていたから、余計に「もったいない」と言われ続けたンだろうか…。



by tuki-nowa | 2006-05-25 13:25 | 仕事のこと

思いついたときに思いついたことを徒然と言の和にして。
by tuki-nowa
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プロフィール

名前 つきのわ
性別 女子
誕生日 山口智子の前の日
生息地 京都

マイブームは西京極。少しずつでも変わろうとしているサンガを見習って私も変わりたい。
好きなものはチャリダー、焼き鳥、酒全般。

座右の銘「寝る子は治る」

gremz

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