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つきのわの ことのわ

アドバイスと忠告と苦言と余計なお世話のはざま

アドバイス…助言すること。勧告。忠告。

忠告…心をこめて、過ちや欠点などを直すように言うこと。また、その言葉。いさめ。

苦言…言われる人にとってはいい気はしないが、その人のためにあえて言う忠告。

余計なお世話…自分にとっては必要のない相手の手助けや差し出口をいう語。



大辞林 第二版 (三省堂)より



大の大人が、考えに考えて下した結論には、それなりの理由がある。
人には人それぞれの背景や、どうしてもやむをえない事情もある。
そういったもろもろのことも含めて、人は自己責任で決断を下す。
そして、それが自己責任の範囲内である限り、周囲の人間は、当事者ではないのだから、それがあきらかに誰がどう見ても誤った判断だと明白にわかるものでない以上、一方的に、求められてもいない「意見」を述べるのは、いかがなものだろうか。

他人の決断に対して、「もったいない。夢を諦めるな」と、どんな事情があったのか、どんな背景があったのかもおもんぱかりもせずに言うことは、無責任以上の何者でもないのではないか。
ましてや、ご意見が「夢を諦めるな」という範囲内でとどまっていれば、まだ百歩譲って「苦言」と捉えてもよかったが、その上に、今現在私が選択した道を、「前に目指していた資格と格が違いすぎる」「伸びしろがない」「需要がない」「食えない職業」と言い切り、ことごとくこき下ろす権利が、どこにあるというのか。それが事実だとしても、その事実も頭に置いたうえでやっていることを、なぜそこまで赤の他人に干渉されなければならないのか。

私は一体、この言葉を発した人間に、わずかでも、助言を求めたのだろうか。
迷っているから、アドバイスをくれと、自分から依頼したのであれば、どんな苦言でも余計なお世話でも受け止めようと思う。しかし、一切そんなことはないのだ。すべては私が決断した後のことではないか。

「あなたのような人間が弁護士になれなくてよかったと心底思います」とまで言うそんなあんたの神経が私にはわからん。



by tuki-nowa | 2007-01-08 20:40 | 日常のこと

思いついたときに思いついたことを徒然と言の和にして。
by tuki-nowa
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プロフィール

名前 つきのわ
性別 女子
誕生日 山口智子の前の日
生息地 京都

マイブームは西京極。少しずつでも変わろうとしているサンガを見習って私も変わりたい。
好きなものはチャリダー、焼き鳥、酒全般。

座右の銘「寝る子は治る」

gremz

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